J.M. WESTON×UNIFORME ゴルフ トリプルソール #261

 
 
伝統的なグッドイヤーウェルト製法を用いた高品質な靴で知られる、1891年創業の老舗シューメーカー、ジェイエムウエストン。フランスのリモージュの工場では170名余りの職人たちにより、多くの工程を経て、丁寧に作られている。また、じっくり時間をかけて鞣されるアウトソールも耐久性があり、靴愛好家から一目置かれているブランドだ。かといって伝統に囚われているブランドではない。2018年には世界的に有名なキュレーターでありアーティストのオリヴィエ・サイヤールをアーティスティック・イメージ&カルチャーディレクターとして迎え入れ、メンズおよびウィメンズのシューズ、レザーグッズのブランド全体の世界観を任せている。
 
さて、ジェイエムウエストンと言えばやはり「ゴルフ #641」が頭に浮かぶ。現在でもブランドを代表する定番モデルとして「シグニチャーローファー #180」と並んで人気が高く、初めて購入する方もこの2モデルを視野に入れているはず。今回紹介するのは「ゴルフ #641」をベースにした「J.M. WESTON×UNIFORME ゴルフ トリプルソール #261」。こちらはジェイエムウエストンとユニフォームとのコラボレーションモデルだ。
 

J.M. WESTON×UNIFORME ゴルフ トリプルソール #261

 

J.M. WESTON×UNIFORME ゴルフ トリプルソール #261

ユニフォームは2017年にユーグ・フォシャールとレミ・バツのデザインデュオが立ち上げたフランスのブランドで、ワークウェアなどからインスパイアされた実用的なスタイルと、高品質な素材を融合させた、流行に左右されないタイムレスでエレガントなアイテムを提供している。今回発売されるコラボレーションモデルの特長を説明すると、定番のリッジウェイソールではなくトリプルレザーソールを。アッパーにはグレインカーフを採用している。白眉はユニフォームシグニチャーディテールである白いシューレースを使用していること。ウエルトのステッチも同じく白色だ。これらの仕様により、定番の「ゴルフ #641」も見違えるほどモダンに見えてしまう。2ブランドのモノ作りの高い精神と感性が共鳴した、まさに最高のコラボレーションモデルに仕上がっている。
 
販売はジェイエムウエストン 青山店と阪急メンズ大阪店で、3月より限定受注販売を行う。
 

J.M. WESTON×UNIFORME ゴルフ トリプルソール #261

 
J.M. WESTON (ジェイエムウエストン)
ゴルフ トリプルソール #261  217,000円(税抜)
●オーダー受付店舗・期間 ※メンズ・ウィメンズともに受付
ジェイエムウエストン 青山店/3月1日(月)~3月24日(水)
阪急メンズ大阪店/3月26日(金)~3月31日(水)
納品:2021年9月頃を予定

 
 
お問合せ:ジェイエムウエストン 青山店 TEL.03-6805-1691
公式オンラインショップ:https://jmweston.jp

 

文:倉野 路凡