エドックス ノースシー

 
 
数あるスイスの時計メーカーのなかでも、エドックス(EDOX)は高い技術力に支えられた長い歴史を持っています。創業は1884年。ドイツ語圏とフランス語圏の境界にあたるビール/ビエンヌでクリスチャン・リュフリ=フルーリーが立ち上げました。ちなみに、エドックスとは古代ギリシャ語で時間を意味します。さて、創業以来エドックスは順調に業績を伸ばし、1961年にはねじ込み式なしで200メートル防水を実現した画期的なリューズ機構「ダブル-Oリング」を開発し特許を取得。そして1965年にはその機構をさらに進化させ500メートルの防水時計「ハイドロサブ」発表し、時計界に旋風を巻き起こしました。
 

オイルダイバー

 
今回紹介するのは1960~70年代に北海油田の開発が行われた際に水深300mを超える過酷な任務をおこなったオイルダイバー(海底油田開発に関わる潜水士)を称えたモデルです。エドックスがこの功績にオマージュを捧げるモデルとして、2020年に2つのモデルを発表。それが「ノースシー 1967 オートマティック ヒストリカル リミテッドエディション」と「ノースシー 1978 オートマティック」です。
 

エドックス ノースシー

(左)ノースシー 1967 オートマティック ヒストリカル リミテッドエディション、(右)ノースシー 1978 オートマティック
 
前者はケース素材に「ヴィンテージブロンズ」を採用してダークブラッシュ仕上げを施すことで独特の風合いとミステリアスな印象を与えています。後者は表面にDLC加工を施したステンレススティールを採用し、耐傷性を高めデザインに力強さを与えています。どちらもオーバル型のケースに太めの針、ベージュの丸みを帯びたアラビアインデックスとドットインデックスなど、60年代に一世を風靡した流線や球形を生かしたスペースエイジデザイン的要素を盛り込んだヴィンテージ感あふれる逸品といえます。
 
60年代のレトロなテイストを味わえ、なおかつハイスペックなダイバーズウォッチであるわけですから、これは時計ファンであれば見逃せないモデルではないでしょうか。
 

エドックス ノースシー

経年変化したような独特の風合いを持つ「ノースシー 1967 オートマティック ヒストリカル リミテッドエディション」のヴィンテージブロンズケース
 

エドックス ノースシー

マットなブラックが力強さを放つDLC加工を施した「ノースシー 1978 オートマティック」のステンレススティールケース
 

エドックス ノースシー

ケースバックに潜水士のシンボルが刻印されています。
 
 

エドックス ノースシー

(左)ノースシー 1967 オートマティック ヒストリカル リミテッドエディション
286,000円(税込)
ヴィンテージブロンズケース、ケース径43mm、320m防水、自動巻き、ブラックレザーストラップ+ナイロンストラップ、世界限定320本

 
(右)ノースシー 1978 オートマティック
231,000円(税込)
ステンレススティールケース(DLC加工)、ケース径43mm、320m防水、自動巻き、ブラウンレザーストラップ+ナイロンストラップ

 
 
お問合せ:GMインターナショナル TEL.03-5828-9080
https://www.edox.jp

 

文:有澤 隆