ハンティング・ワールド

‘90年代の大流行を知る筆者の世代にとって、ハンティング・ワールド(1965年、ロバート・M・リー氏により、ニューヨークにて創業)は、日本にインポートのカジュアルバッグがほとんどなかった時代にあって、ヌメ革でトリミングされたバチュー・クロス製の「バチュー オリジン」は、誇らしく輝いて見えたものです。
その「バチュー オリジン」は、2010年に現在の「バチュー サーパス」として引き継がれ、今もブランドを代表するアイコンバッグとなっています。ここではそのコレクションにインスパイアされたスニーカーをイチ押ししてみたいと思います。
 

ハンティング・ワールド

実は同ブランドがスニーカーを発売したのは2019年春夏から。当モデルはその第2弾にあたります。光沢のあるナイロンとレザーの組み合わせは、まさにバチュー サーパスの世界観を継承しており、スポーツスニーカーとは一線を画しています。
シンプルなデザインはコーディネートの汎用性が高く、週末カジュアルに違和感なく合うことでしょう。また、小象のロゴが存在感を与えていて、それもまた魅力的です。さらに、街履き用ながら、テクニカルなソールが搭載されているのも大きな特徴といえるでしょう。
 
こうしたファッション性の高いスニーカーは、ワードローブにあると非常に重宝するものです。シンプルに見えますが、それでいて大変個性的でエレガント。まさにこの秋、週末の足元を飾るに相応しい大人のスニーカーに仕上がっています。

 
 

HUNTING WORLD(ハンティング・ワールド)
スニーカー(グリーン、ブラック) 65,000円(税別)
お問合せ:ハンティング・ワールド帝国ホテル店 TEL.03-3501-7080
※この情報は2019年11月のものです。最新の情報についてはお問合せ先にご確認ください。